平成30年1月31日

愛知県立蒲郡高等学校

講師:佐々木 研人会員

昨年に引き続いて愛知県立蒲郡高等学校で租税教室を行なってきました。

商業科目選択者の３年生が対象で、租税教室に参加する生徒の約９割が高校卒業後に就職するとのことだったので、就職してからの給与にかかる税金を中心に話をしてきました。仮の給与明細書を見てもらい、社会保険料や所得税・住民税等が源泉徴収されることを説明し、その後、給与所得者の扶養控除等申告書・保険料控除申告書の書き方の説明を行いました。

昨年同様、申告書を見たことがない人がほとんどでした。扶養控除等申告書を正しく記載することで正しい所得税が計算されることを説明し、保険料控除申告書に添付する生命保険料控除のハガキ等を漏れなく提出して年末調整を受けることなどを説明しました。

いきなり全部を理解して把握するのは難しいとは思いますが、給与も各種の税金も、就職してから各自に関わってくることなので、なんとなくでも記憶に留めておいて頂ければと思いました。

就職後に、今日の租税教室が役立てば幸いです。