平成26年12月12日
愛知県立成章高校私は今回、県立成章高等学校3年生商業科クラスの40名の皆さんと租税教室を実施してきました。授業時間は3時限目、4時限目の2コマです。
私の授業の進め方は、担当教諭との事前打ち合わせの際に、あらかじめ「租税教室事前アンケート」を記入してもらい、入手したアンケートからデータを集計します。
項目は、
1)あなたの知っている税金の種類はなんですか。
2)税金は何に使われているのでしょうか。
3)あなたは税金を払いたいですか。
4)税金に対する疑問はありますか。
5)税理士の仕事を知っていますか。
の5つの質問です。生徒の皆さんからのアンケートから、現状の分析結果を公表し、みんなで共有します。
授業のメイン教材は、日税連の作成したパワーポイントを使います。内容がわかりやすく充実していることと生徒の顔をスクリーンに向け説明できるので対話をしながら進めていくことができるというメリットがあります。全て説明しようとすると内容が難しく面白くないところもあるため、生徒の反応を見ながら説明をしました。
租税教室が終了してしばらくすると、授業を受けた生徒の皆さん全員からお礼の手紙が届きました。そこには、授業の中で話した税金の種類、使い途、税金の大切さについて理解し、興味を持っていただいたことが書かれており、大変感動しました。
希望としては、税金クイズのパワーポイント版があると更に充実した授業ができるので、是非作成して頂きたいと思います。
税理士会が開催する租税教室は、大変意義のあるものであり、やりがいのある事業です。租税教室の講師として8回目を終えましたが、今後も出来る限り続けていきたいと思います。