平成26年2月12日
豊川市立八南小学校私が講師を務めさせていただいた小学校では、6年生の1月下旬に社会科の授業で「税金」について学習をするため、租税教室は2月の中旬に実施しました。
実施の数週間前に、学年主任の先生、社会科の先生と打ち合わせを行い、「児童に考えさせて、積極的に発言させる講義にして欲しい」という要望をいただきましたので、期待に添うよう準備して臨みました。
「どんな税金を知っていますか?」という私の問いかけに、「消費税」という身近なものから「不動産取得税」という普段は余り聞きなれない回答もでて、私はもとより担任の先生も児童のレベルの高い回答にびっくりしていました。
また、消費税率が5%から8%へ変更になる直前期でしたので、消費税について問いかけたところ、ある児童が「8%は1円玉がジャラジャラ増えて面倒。どうせなら10%にしちゃえばよかったのに」と発言したら、他の児童が「10万円の買い物をしたら10%は1万円だよ。いきなり10%は高いよ」という意見もでて、小学生にして立派なディベートがなされていました。
このように「租税教室」は、身近な「税」を通じて、「考えて、発言する」という良い機会になり得ると感じました。今後も社会貢献の一つとして携わることができれば幸いです。