令和6年11月27日

海陽中等教育学校

講師:佐々木 研人 会員

令和6年11月27日、海陽中等教育学校において租税教室を行ってきました。

高校1年生の2クラスの授業で、同校での租税教室開催は初めてのため、授業内容等の打ち合わせから行いました。

豊橋南高校で行っているアクティブラーニング形式の「消費税の逆進性の打開案は?」と、税理士の職業紹介の授業を行いました。班ごとに意見出して発表するのですが、対数関数logを用いて消費税の税率を算出する計算式の案や、哲学・思想から「逆進性」とう議題自体を考える意見がでるなど、発表を聞いている私達が感心する内容や、新たな考え・面白い意見を聞くことができました。

後日、先生から「生徒は普段、知識として「租税」について学びますが、アクティブラーニングを通じて、深く考え、他者と意見を交換することができ、知的好奇心が良い意味で刺激された。租税を身近な問題として捉え、「自分事化」(内面化)していく意識も醸成された」と感想をいただきました。

税理士の職業紹介では、税理士の仕事への質問や税制改正に関する質問など、活発に質問があり、税に関する関心の高さを感じました。