令和5年11月13日
愛知県立時習館高等学校
令和5年11月13日、愛知県立時習館高校にて2年生を対象に租税教室を実施しました。討論形式の授業を進めるという初めての経験でした。
討論で思い出すのが、平成元年に消費税が導入された際、社会人1年目の私に、先輩の市会議員から「某深夜番組に出演して、導入賛成派として反対派を論破してこい!」という依頼でした。当日、「出産に消費税がかかるのはおかしい!」(導入当時は課税)「低所得層に不利な税制だ!」などど、一方的に押されまくり「直間比率で反論して!」のカンペを見ても何も言えず、交通費をもらって下を向きながらとぼとぼとTV局から帰りました。
今回の租税教室を終えて、学生時代から税について、もっとしっかりと学ぶべきではないかと切実に感じました。高校2年生といえば、あと2年で選挙権をもち、税に対してもしっかりと自分の意見を持つ必要があります。そのときに自由闊達に討論できる人になって欲しいと願わずにはいられませんでした。