令和5年6月1日
田原市立童浦小学校
令和5年6月1日、田原市立童浦小学校にて6年生2クラスを対象に租税教室を開催しました。元気の良い授業が出来ました。パワーポイントを使い、税の必要性、公平性をテーマに講義形式で行いました。一番身近な消費税では、軽減税率と標準税率の違いをジャガイモを手に取りながら、食料品とする場合と動物園で餌として使う場合は違うことを伝えました。小学生一人に年間で100万円の税金が使われていることをクイズで教え、そこで、アマゾンで購入した偽物の100万円を懐から取り出して見せたり、ジュラルミンケースの一億円を使い盛況に進みました。
さらに、税の使い道として田原市の令和五年度の予算から童浦小学校の整備費用に触れました。15億円の費用が使われて、身近なところに使われていることを伝え、税金は必要であると話しました。租税の公平は、憲法14条1項の「法の下の平等」からのものであり、また、税金により健康で豊かな文化的な生活を安心して営むことができると話をしました。
最後に、ロシアの人が「若いころは、選挙に行かなかった。関係ないと思っていた。でも今は選挙に行くべきだと思う。でも既に遅い・・・」との報道を耳にしたので、今後は皆さんが主人公なので代表者を決める選挙で投票をすることの重要性を伝え、民主主義についても触れました。普段の実務では味わうことのできない、かけがえのない時間でした。