令和4年7月13日
豊川市立小坂井西小学校
令和4年7月13日、豊川市立小坂井西小学校にて6年生を対象に租税教室を開催しました。授業では、税の必要性、公平性をテーマに講義形式で行いました。一番身近な消費税では、標準税率と軽減税率をリポビタンD、オロナミンCを用いて説明を行い、新聞記事を題材に税の必要性を説明しました。また、外国を例にソーダ税、ポテトチップス税等の課税を問いかけ、生徒皆さんから反対とされディベートには進みませんでしたが、手ごたえは感じました。
さらに、税の使い道として豊川市の令和4年度の予算から赤塚山公園の大型遊具の設置費用に触れました。そして、国が自然災害やコロナ禍のような状況において人々のために素早く対応するためにも税金は必要であると伝えました。租税の公平は、憲法14条1項の「法の下の平等」からのものであり、また、税金により健康で豊かな文化的な生活を安心して営むことができると話をしました。
最後に、参議院選挙の直後ということもあり、今後は皆さんが主人公なので代表者を決める選挙で投票をすることの重要性を伝え、民主主義についても触れました。授業後のアンケートにより生徒の声を聴け、租税に関心を持っていただけたことがわかり嬉しく思いました。普段の実務では味わうことのできない、かけがえのない時間でした。