令和4年6月7日
豊橋市立東部中学校(ビジネスパーク)
令和4年6月7日、豊橋市立東部中学校へビジネスパークの講師として行ってきました。題名に「女性税理士」という言葉を使ったせいか、女子の多いクラスになってしまい、男子は3・4名だけでした。税理士になるまでとなってからの話、他の資格についても触れさせていただきました。
真面目でかわいい生徒たちがまっすぐにこちらを向いて話を聞いてくれるのでちょっと緊張しました。税理士に興味を持ってくれたかはわかりませんが、女性が仕事を持つということをしっかり考えてくれたらうれしいです。もうすぐ感想のアンケートが届くので楽しみにしています。
ビジネスパークは、地域の社会人が、職業の内容や地域で働く意義を中高生に伝え『、具体的な職業観を養ってもらうこと』や『将来の職業を考える機会を与えることにより地域への愛着や地元就職への意識を形成しようという催しではありますが、主催の豊橋商工会議所からは、話す内容は割りと自由で構わないということでしたので、50分間の授業の間、中学生が飽きないようなテーマ・内容を心掛け授業をしてまいりました。
租税教室で話すような「なぜ納税しなければならないのか」「税金は何に使われるのか」といった話や、世界の風変りな税金の話もしましたが、中学生が一番身近に感じ、興味を持ってくれるのは消費税の話と思い、世界の国々のVATの税率や、ハンバーガーチェーン店の「持ち帰り」と「店内飲食」の税込価格の話、食玩等の一体資産の話などをしました。
他の職業や会社に比べると、中学生にとって話の内容はどうしても難しくなりがちですが、できるだけ簡単に、わかり易く、愉しげに話すよう努めました。授業前に比べると、中学生の皆さんは、税金や税理士という職業により興味をもってももらえたのではないかと思います。