令和3年12月22日
蒲郡市立塩津中学校
蒲郡市立塩津中学校にて3年生を対象に租税教室を開催しました。当日は、校長先生から学校生活、地域のことや外国人の生徒さんのお話も伺えました。
私の記憶の中で、小学生よりは中学生の頃の記憶が鮮明であり、既に卒業してから10年以上も経っていますが、あの頃の自分に何を話すのが良いのかと想いを馳せながら準備をしました。そして、日頃の会務でも関わりのある外国人の税務についても言及をしたいと思い臨みました。
さて、私の授業ですが、身近な消費税では、とよっすい(ペットボトルの水)、オロナミンC、リポビタンD、新聞紙等とともに今回は、さらにシーチキン缶とキャットフード缶を使い軽減税率等の説明を行い、また、新聞記事を題材に税の必要性を説明し、租税の公平は、憲法14条1項の「法の下の平等」からの要請であり、また、税金により、健康で豊かな文化的な生活を安心して営むことができると伝えました。そして、その使い道を決める代表者を選ぶ選挙に参加できる年齢になった時には、皆さんが主人公なので必ず投票をすることなどの民主主義にも触れるとともに、私自身が税金をわかりやすく説明することの難しさを考えさせられました。
最後に、蒲郡市では、フィリピンなどの外国人の方が3000人ほど暮らしており、その方たちも税金は公平に負担されていると説明をし、共生社会の重要性についても伝えて租税教室が終わりました。