令和元年10月24日
愛知県立豊橋南高等学校
令和元年10月24日木曜日、私の母校であります豊橋南高校へ行き、2コマをいただき2クラスに租税教室をおこなってきました。お題は、「○○市に橋をかけたいが1,800万円必要なため、6人の異なる所得の方がいますが、どのように税金を集めればよいですか。」という問いに対して議論いただきました。
高校生が7、8人のグループで話し合いをしてそのグループの意見をまとめ、前の黒板へグループごとに書き、その回答になった理由をみんなで聞く方法ですすめていきました。所得がない方以外からは同等の金額を集めるという意見と所得が多い人ほど集める金額が多くなるという意見が大半でありましたが、中には橋は何年もかけて作ればいいから毎年すこしずつ平等に集めるという意見もありました。
それぞれ課税公平、課税平等という考え方の原点であることを実感しました。租税教室は、税金とはなんのためにあるのか、そしてなんのために納税しなければならないのかを考える良き場であるとともに、支払うからにはしっかりとした代表者を選ばなければといった参政権へのつながりを垣間見た2時間でありました。ありがとうございました。